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平成30年度 農林水産省補助事業 理解増進事業報告書 公開のお知らせ

OVJは、一般社団法人次代の農と食をつくる会(http://jidainokai.com/)を事業主体として、「平成30年度 オーガニック・エコ農産物安定供給体制構築事業 消費者・実需者等理解増進活動支援事業」の補助事業を受託しました。

http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisan/180216_1.html

その活動報告書が完成しましたので、以下にアップいたします。2018年から2019年にかけて、OVJが携わったオーガニックライフスタイルエキスポや食育マルシェ、健康博覧会、各所で行った実需者講習会などの内容が纏まっています。皆様の事業の参考などにしていただければ幸いです。

なお、同内容の冊子は、OVJのイベント等でも配布予定です。そのPDF版を要望の方は、info@ovj.jpまたは、OVJ事務局までお問い合わせください。

「ORGANIC VISION」第6号 発刊セミナーを開催しました

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2017年5月15日、「ORGANIC VISION」最新号の内容と連動し、「女子力」「ホストタウン」と2つの特集にまつわる関係者をお招きしセミナーを行いました。
オーガニックにまつわる活動をしている方々のトークセッション、オリンピックパラリンピックへ向けた食料調達基準の現状、OVJの今後の戦略の3部で構成。
当日は満席になるほど参加者が多く、食品企業やCSR関係者、小売関係者など、様々な方のオーガニックに対する興味の高さが伺えました。

●1部
「女子力」がオーガニックの新たな未来を切り開く!特集記念トークセッション
「私たちのオーガニックのつながりと、女性だからこそできること」
登壇者:山口真奈美(株式会社FEM/株式会社Control Union Japan代表取締役/OVJ理事)
オーガニックにまつわる注目女子たち
*星野智子 (一社)環境パートナーシップ会議
*三好智子 GOTS地域代表(Regional Representative in Japan)
*飯野晃子 日本ヒーリングフード協会 / 株式会社プレマ
*葭内ありさ お茶の水女子大学附属高等学校教諭

●2部 オリパラ事務局「ホストタウン」担当者による講演
「「食」のホストタウンが、2020年各自治体の活性化につながる」
登壇者:内閣官房東京オリンピック競技大会 東京パラリンピック競技大会推進本部事務局 参事官 勝野 美江

●3部 2020年に向けた、OVJの戦略を発表
登壇者: 「ORGANIC VISION」編集長 山口タカ

<参加者からの感想・ご意見をいただきました>

~高度経済発展の時代を駆け巡って来た 人間の一人で、’安くて良い’ものを追い続けてきました。 ’消費者’視点では間違っておりませんが、 環境や社会の持続可能性というものには目をつぶってきた ようです。 今回生活の中でも取り入れら得るオーガニックライフ等 教えていただきましたので、少し進めるように致します。~

~食を取りまく環境を客観的に知ることができ、またbeyoud2020の活動も知ることができたのでとても貴重なお話を聞くことができました。~

~女性の視点からオーガニックを見ることはとても合致していることだと思います。農家としょうひしゃの壁は厚く。(特に都市生活者)なかなか埋まらないところと感じます。農家さん自身がもっと発信できるようなしくみがあるといいと思います。~

11月30日(水)OVJ第2期定時社員総会を開催しました

日時 平成28年11月30日(水) 13時~15時
場所 中央区立月島社会教育会館
出席者 理事長:杢谷 正樹、理事:徳江 倫明、理事:高野なる、理事:山口真奈美
監事:屋久 哲夫
会員:NPO法人日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会
理事長 高橋勉/社員 川上希里佳
会員:株式会社だいずデイズ 寺井隼斗
会員:堀正工業株式会社 堀田三洋
会員:伊藤忠食品株式会社 瀬間春菜
会員:タネクリエイション 種藤 潤
会員:株式会社創健社 岸野将澄
事務局長:山口タカ 社員:種藤 潤 事務局:岩瀬宏子
オブザーバー:株式会社ピュアソイル 宮澤真喜子
オブザーバー:ココナッツキュア株式会社 日暮美貴

上記の通り、定時社員総会を開催いたしました。
平成27年度の事業報告及び決算報告、
平成28年度の事業計画及び予算案を話し合い、承認されました。
その他、理事の重任等について話し合われ、
来季に向けて活発な意見が交わされました。

詳細は改めて理事、会員に議事録としてご報告いたします。

OVJ事務局

OVJ理事会を開催しました

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さる2016年9月29日(木)、
東京都・京橋にある「中央区環境情報センター」にて、
OVJ理事会を開催いたしました。
参加者は以下のメンバーです。

理事・関係者:杢谷正樹/徳江倫明/高野なる/山口真奈美/屋久哲二/高橋 勉
事務局:山口タカ/種藤 潤

主な議題は、
ちょうど9月で終わる2016年第二期の活動、
および来季に向けた活動予定の報告でした。

2期を終え、「ORGANIC VISION」発刊、
新規会員の増加、イベント企画の進行など、
幅広くなる活動に対して、
理事たちからは活発な意見が飛び交いました。

そして2016年度総会の開催日も決定。
2016年11月30日(水)です。
詳細はまたHP、メール等でご案内いたします。

OVJ事務局

イベントレポート:伊藤忠食品130周年記念展示会

伊藤忠食品130周年記念展示会 FOOD VOYAGE

期間:2016年5月31日(火)6月1日(水)ともに10:00〜17:00
場所:東京国際フォーラム(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1)
来場者:食品業界関係者、バイヤー、プレス 等
出店内容
OVJの組織概要、活動内容のPR/パンフレットの配布
オーガニック情報誌「ORGANIC VISION」のPR/配布
OVJ会員の商品PR・パンフレット等資料の配布
出品いただいた企業様(順不同、敬称略)
BIO PROJECT/テリーヌ9種、ジャム11種、パンフレット
八丁味噌/有機八丁味噌、有機赤だし味噌、パンフレット
グリーンフィールドプロジェクト/種子陳列棚、スプラウト栽培容器セット4種、カタログ
純正食品マルシマ/醤油2種、きな粉3種、酢4種、トマトケチャップ1種、こんにゃく3種、カタログ
ホリマサシティファーム/パンフレット
八基通商/オーガニックオリーブオイル2種
だいずデイズ/有機蒸し大豆、有機蒸しサラダ豆、有機ほの甘あずき、パンフレット
Anonimo Design/オリーブオイル

  • イベント概要と出店の経緯
    ・同社130周年記念イベントとして、取引先企業を中心に、約3000人を招待。伊藤忠食品の歴史を解説するコーナーからはじまり、続いて、これからの伊藤忠食品様の戦略の中核の一つ「Health & Beauty」をテーマとしたブースが設置され、オーガニックオイル、ビオワイン、メディア、カタログギフトなど、そのテーマに即したコラボレーションを行う企業や団体が出店。今回OVJはそのなかでの出展でした。
    ・そのブースを抜けた先には、同社取引先のナショナルブランドを中心としたメインブースがあり、その中心にはセミナースペースが設置され、食にまつわるさまざまなセミナーが開かれました。初日には、OVJ会長の服部幸應氏のオーガニック&食育をテーマにした講演も開かれました。
    ・伊藤忠食品様のOVJ入会と合わせ、同社のこれからのコンセプトとして掲げられた「Health & Beauty」戦略のパートナーとして、出展することになりました。
  • 当日の様子
    ・3000人規模という来場予想通り、両日ともに多くの人が訪れ、特に開場直後は通路を埋め尽くすほどの人が押し寄せました。OVJブースでも足を止める人は多く、陳列された商品やパンフレットを手に取っていました。
    ・来場者にはほぼすべて、担当の伊藤忠食品様の社員がついていました。そしてOVJブースに立ち寄る来場者には、なぜOVJが出店しているのか、有機・オーガニックの価値について、補足して説明する社員もいらっしゃいました。そのため、有機・オーガニックになじみのない来場者でも、OVJおよび有機・オーガニックの価値がある程度伝わっていたように感じました。
  • 来場者の反応
    ・イベントの性質上、来場者のほとんどは、有機・オーガニックに詳しくはないようでしたが、知識がなくてもその価値がこれからはあることを見越してか、スーパーなど小売関係の方を中心に、熱心に商品について尋ねている姿が目立ちました。そのなかで、試食をしたいという方も少なくありませんでしたが、今回は難しく、そのニーズに応えられませんでした。
    ・メディアの方のなかには、オーガニックについて、オリンピックとの関連性などを詳しく聞く方もいました。また、ビューティー系の商品企画をするタレントさんもブースを訪れ、有機・オーガニックの商品、自身でも関われる有機農地などについて尋ねていきました。
    ・伊藤忠食品様の社員の方がオーガニックに関心が高かったことも印象的でした。西日本の担当の方、地域ブランド担当の方など、自身の担当の新たな付加価値付けに有機・オーガニック商材の可能性を見出していたようで、OVJの活動についても関心を持たれていました。また、全国の伊藤忠食品ネットワークを活用し、有機・オーガニックの専用ブースが設置できないか、と相談を持ちかける社員の方もいました。
  • 出店企業様の反応
    ・出店企業様のなかには、会場に来場してくださる方もいらっしゃいました。特に初日の15時半からは、会場内のセミナーゾーンでOVJ会長・服部幸應氏の講演もあったため、それにあわせてこられる企業様が多かったように感じます。
    ・そこで会員企業様同士の交流が生まれたようでした。すでに顔見知りの企業様同士が近況を報告しあったり、新たな出会いがあったり。単なる企業・商品PRだけではない効果も生まれたようでした。
  • 総括
    ・2日間通じて感じたのは、来場者の大半は、有機・オーガニックにゆかりのない方々ですが、その人たちの関心度が、明らかに変わってきていることでした。また、OVJの訴える五輪とオーガニックの関係性や、オーガニックによる地方創生との親和性などを知り、従来とは異なる形の有機・オーガニックの可能性を知り、関心を持たれる方もいました。
    ・前出のとおり、伊藤忠食品様自身の有機・オーガニックに対する関心も高く、これから同社がこのジャンルを強化する上で、OVJがサポートできる要素が大きいことも感じました。そのなかで今回、会員の皆さまに提供いただいた商品や資料は、今後の同社の有機・オーガニックを強化する戦略の入り口として、非常に参考になったようでした。

【 OVJ広報室 種藤 】