伝統のみりん屋直伝! ワンランクアップする みりん料理

みりんで作る上品スイーツ
パンナコッタ ドライフルーツ添え

三州三河みりん醸造元 株式会社角谷文治郎商店●角谷治子 写真●川島英嗣 文●布施恵

材料(2人分)

【パンナコッタ】

  • 有機三州味醂(煮切ったもの) 100ml
  • 粉ゼラチン 10g
  • 水 50ml
  • 生クリーム 200ml
  • ココナツミルク(または牛乳) 300ml

【ドライフルーツのみりん漬け】

  • ドライフルーツ(レーズン、杏、いちじく等) 適量
  • 有機三州味醂 適量

作り方

【ドライフルーツのみりん漬け】

ドライフルーツはビンに入れ、みりんをひたひたまで注ぎ、3日以上なじませる。
※ドライフルーツを漬け込んだみりんはパンナコッタのシロップとして使えます!

【パンナコッタ】

  1. みりんは半量まで煮切っておく。ゼラチンは水でふやかしておく。
  2. 鍋に煮切ったみりん、生クリーム、ココナツミルクを入れて沸騰させないように加熱する。
  3. 2.にふやかしたゼラチンを加えて溶かし、火を止める。
  4. 粗熱をとって器に注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
  5. みりん漬けにしたドライフルーツを添えて、みりんのシロップをかける。
国内指定産地のもち米で仕込んだ『三州三河みりん』(左)と
有機米で仕込んだ『有機三州味醂』

ココナツミルクの豊かな香りと
みりんのすっきりした甘味が
後を引く美味しさ

 もち米の美味しさを醸造という日本伝統の技で引き出したみりんは、まろやかな深い甘みがあり、調味料として様々な使い方ができます。料理上手な方はみりんを使いこなしている方と言っても過言ではありません。ここではみりんの魅力を知り尽くした三州三河みりんの角谷治子さんが、手軽で簡単なみりんレシピを紹介していきます。

 みりんは鍋で煮切るとキャラメルのように香ばしくて、コクのある甘さとなり、乳製品とも良く合います。みりんの甘さはすっきりしているので、砂糖を使った場合と比べると、甘味の満足感はありながらも、くどさが残らない、上品な甘みが感じられるスイーツに仕上げることができます。

 パンナコッタは、みりんを加熱して煮詰めたものに生クリームとココナツミルクを合わせてゼラチンを投入。容器に注いで、冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。ココナツミルクの代わりに牛乳でももちろんOK。濃厚な味わいが楽しめます。

 ドライフルーツはラム酒に漬け込み作るのが一般的ですが、みりんに漬けることでふっくらとやわらかく仕上がり、ラム酒で作ったものに比べると香りがやさしく、小さなお子さまでも食べやすくなります。しっかりとした味わいを楽しみたい方は2週間ほど漬け込んでいただくとOK。みりん漬けのドライフルーツは、アイスクリームに添えたり、焼き菓子に練り込んだりと幅も広くいろいろお楽しみいただけます。